2014年の御岳山噴火以降、翌年様子を見に行って以来
5年振りの王滝川流域釣行です。
4時に目覚ましをセットし起きるには起きたのですが、
グズグズと仕度をし家を出たのが5時30分。
久しぶりの自然湖の景色を目にしたのは、こんなに日が昇ってからでした。
相変わらずの美しさ。
道中、サルもお出迎えしてくれて今日は良い釣りができそうな予感です。
今回は初入渓の支流。
web地図で駐車スペース、入渓脱渓地点を事前調査しておけば、
行動の予定が組みやすくて安心です。
それでも、国道から王滝地区までこんなに遠かったっけ!?
木曽の奥深さにあらためて圧倒されました。
駐車地点から少し下った場所から入渓しました。
そしてあまりにも美しい水と景色に思わず感嘆の声がもれました。
後ろを振り返ると木々の間から煙を吹き出す御岳山の姿も見られました。
こんな美しい自然の中で釣りが出来る喜び。
・・・でも、こういう所って意外と釣果に結びつかないんですよね(^^;)
小さいヤツはよくチェイスしてきて、時折ルアーに当たる感触もあります。
やっと出てきてくれたまあまあサイズ(といっても22~23cm)は
相変わらずのバラシ病でキャッチできず。
それでもやはり、自然レベルはかなり高いです!
チビっ子とはいえ、コンディション抜群の綺麗な魚ばかりです。
おまけにアマゴとの混生エリア。
ヒットしなくても見ているだけで楽しいのです!
小さいですが、木曽で最近多い花魁とは違います。
ここで生まれて大きくなりながら下り、
本流で立派なタナビラになっていくのでしょう。
綺麗な景色と・・・・・
綺麗な魚・・・・・
たくさんは釣れませんが、気分は最高!
あっという間にお昼になり、ラーメンとおにぎりで昼休み。
スマホの地図で位置確認をすると、脱渓予定地まであと1kmちょっと。
張りきって午後の部スタートです。
これまで大岩があっても割りと平たんな渓でしたが、
ここで段差のある、イワナの渓の景色に変わってきました。
釣れる魚もアマゴの姿は減り、イワナになってきました。
ここに突入するまで6連続バラシ。
しかし、景色が変わると同時に反応も激変!
サイズはあがりませんでしたが、
ヤマト、ヤマトのオンパレードです!
ルアー、フライどちらでも好調で
夢中に遊んでいる内に脱渓地点に到着です。
時刻は16時。
「えっ!もうこんな時間なの?」という感じで楽しい時間はすぎてしまいました。
帰りは林道を使います。
私はもう体力的に川通しで帰る渓は困難になってしまいました。
最近釣りをしていると、
急に足首が痛くなりその時は歩けなくなるという現象が起こります。
少し休むと治るのですが、ちょっと不安です。
車までは1時間くらいかかるかなと予想していましたが、
20分で降りてこられました。
今日の釣を振り返りながら、名残を惜しむようにゆっくりと車を走らせました。
緩いカーブを曲がると、50mほど先に黒い巨体。
「クマだ!ラッキー!!」
久々の目撃に感激し、すぐに動画を撮影しようとしましたが失敗。
サルに迎えられ、
サカナに遊んでもらい、