2019年の台風で大打撃を受け2020シーズンに2度ほど行ったものの、
その後の復旧作業等で去年は一度も入ることができなかった渓へ行ってきました。
ここはヤマトもいるし、数も大物も釣れる私のいちばん好きな渓です。
壊滅的だった渓と魚がどうなっているのか期待と不安の中出発しました。
体力的にも不安があります。
久しぶりの自転車釣行でしたのでゆっくりと体を慣らしながら
以前より時間をかけて入渓地点に到着しました。
ここまでの道のりは復旧作業も終わりかなりきれいになっていました。
さあ、魚のほうはどうでしょう!?
ヒット率70%の最初の堰堤ポイントにルアーをいれると、
私を待っていてくれたかのように25cmサイズのイワナがヒットしました。
しかし、私の方が緊張してしまいネットに入れる寸前でバラシ・・・。
それでも変わらぬ魚の反応に自然と笑みがこぼれます。
さらに2匹バラしたあとようやくこの渓のイワナとの久々のご対面。
相変わらずの野性味あふれる姿に大感激です。
水量多めのこの日のヒットパターンは、
白泡の下にうまくルアーをとどめる事でした。
それがうまく出来ると,ひとつのポイントから数匹キャッチできるのです。
ひとつのポイントでこんなに釣れる事は以前でもそうはありません!
渓の様子も、台風でやられたたくさんの倒木が朽ちはじめていて、
かなり釣りがやりやすくなっていました。
魚も大小それぞれよくヒットし、
文句のつけようのない綺麗な色とプロポーションです。
そして今シーズンの最大となる29cm泣尺イワナを
過去に何本も大物を釣っているポイントでキャッチ!
前回ほとんど埋まってしまっていたこのポイントもしっかり復活してくれていました。
しかし、被害の大きかった区間に目をやると・・・
全体的には何ヶ所もこのような光景が残っていましたが、
これからまた永い時間をかけてもとのような美しい渓に戻っていくのでしょう。
お昼ご飯は久々のカレーめし。
やっぱ、美味いね!
後半戦は別の支流をフライで釣っていきました。
私はいつもパラシュートばかり使っているのですが、
ここの魚は鼻先でつついて帰ってしまいます。
そこでEHCに変えてみました。
コレが正解だったようです。
こちらの渓ではヤマト色の強い22~23cmサイズが次々と飛び出してきました。
最後に尺物がライズしたポイントにフライを浮かべると
狙い通りにヒット!
しかし数秒後、痛恨のスッポ抜け・・・
そんな悔しいことも環境がしっかりしていなければ味わえません。
2シーズン振りのホーム釣行は、
最近ふさぎぎみだった私の渓流釣り意欲を一気に晴らす一日になりました。