今回は、3年振りに訪れた渓です。
ここ数年、台風や大雨で景色が変わってしまった場所がたくさんありますが、
ここはどうでしょう!?
3年前に来た時はすでに上流の本命ポイントまで
行くことができなくなっていました。
この画像は2018年のものです。
魚もたくさんいて天国のようなポイントでしたが、
現在どうなっているのかな。。。
今回は以前はあまりやらなかった下流から釣り始めてみました。
いつもの小渓流とは違い、枝に引っかかる心配のない広い渓です。
ここは思いっきりフライロッドを振ることができます。
しかし、魚の反応はまるでなし・・・。
入渓1時間を過ぎたころやっと1匹釣れました。(撮影前に逃亡)
ひとつ釣れれば何とかなると思っていましたが甘かった!(^^;)
その後もまったく反応なしでルアーにチェンジ。
1時間後赤丸ポイントでようやくヒットしました。
これは推定29cm。
撮影場所を作ろうとしたらネットをひっくりかえしてしまいまた逃亡・・・。
それから2時間なにもないまま退渓地点に近づいてくると
このような堰堤が出現しました。
これも以前の画像ですが、この下の流れにはいつも良形がストックされていました。
しかし下の流れがほとんど埋まってしまっていました。
僅かにのこった場所に1尾陣取っていましたが、
警戒心が強く釣る事は出来ませんでした。
このドデカイジャングルジムを見ると、破壊的な土石流を想像する事ができます。
何基かある同じくらいの堰堤が、土石流と流木で埋まっていました。
以前は巻いて越えた堰堤も普通に歩いて越えられました。
そのエリアを過ぎると、以前の本命エリアの入口。
これは2015年、尿路結石復帰(仮)釣行の時の写真です。
後ろの大岩の間で釣るS釣師さん。
この渓を象徴する大岩ポイントでしたが・・・
岩が無くなってしまいました。
周囲にもそれらしい大きさの岩は見当たりませんでした。
粉々に砕けてしまったのか、もっと下流へ転がってしまったのかわかりませんが
もう以前の渓とは別の物になっていました。
以前はこんなヤマトばっかりだったんですよ。
ただ、釣れた魚は2匹とも綺麗なヤマトでしたし、
小さなポイントで数回チェイスもあり少ないながらも魚は残っていました!
数年後、数十年後もしかしたらもっと先になるのかもしれませんが、
いつの日かこの白いヤマトイワナの渓も復活できるでしょう!