毎日暑いですが、木曽の山中では気持ちよく釣りができました。
今シーズン初の渓です。
標高は最高地点で1100m、それほど高地ではありませんが
木々が生い茂っていて日陰が多いので涼しく感じます。
先週の渓はお湯のようでしたが、ここは冷たい水が流れています。
入渓地点ですぐに定位しているまあまあサイズのイワナを発見!
フライを流してみましたが、水面にラインを強く叩きつけてしまい逃げられました。
しかし、いつもならあまり釣れない地点なのにこの日は最初から反応が良い!
去年の70匹という釣果を越えるのではないか!?という好スタートです。
上流に行くにつれてよいサイズも混じりはじめ、
2、3連チャンが何度もありました。
水量がかなり少ないのが気がかりです。
そしてフライに飛びつくのは決まって瀬尻、渕尻なので、
走られないように注意して歩きます。
深場の反転流では粘ってみたものの、良いサイズが1匹出ただけでした。
浅場ではサイズは小さいですが、
木曽らしいヤマト色の濃い魚が途切れることなく釣れ続きます。
木々の緑が反射する美しい渓歩きは、時間も疲れも忘れさせてくれます。
しかしこの日は少し早めに帰らなければいけなかったので、
退渓地点手前からルアーにチェンジし、ペースを速めて釣り上がります。
水量が少なくルアーでは厳しいかとも思いましたが、
元気のあるヤツはルアーが落ちてすぐに食いついてきました。
最後のポイントで元気なヤマトを釣って終了。
林道を早歩きで下っていき予定より早く車に戻ってきました。
それでも滝のような汗は出ませんでしたので、
この日の木曽山中は、暑いものの過ごしやすい気候だったようです。