70代半ばの叔父に
「渓流でルアー釣りしてえで、一度連れてってくれや~」
と何年も前から言われていました。
叔父は若い頃はテンカラでかなりの山奥を釣り歩いていた人です。
写真の毛バリもタモも叔父の自作品で、
以前もらったものです。
私が小さい頃、今の私と同じように遊んでいたのです。
それが今は足が痛くなってしまい、
畑仕事やマレットゴルフも辛い時があるようです。
この日は時間の都合があいましたので
長年のご希望の応え、
それほどきつくない裏山へお昼頃案内しました。
叔父が友達からもらったという
昔のダイワとダイヤモンドという
リールを持参してきましたので、それを装着。
叔父は釣った魚はいつも私がリリースしている事は知っていましたが、
「今日は家族分キープしてくれ」とクーラーボックスも持って
張りきっていました。
しかし、入渓後10分も歩かないうちに足に激痛がきたようです・・・。
そこで一度川をあがり、
道路沿いのポイントだけ釣ってみましたが
魚の姿を確認することはできませんでした。
「久々に渓を散歩できただけでもよかった」と言っていましたが、
残念な結果になってしまいました。
次はちゃんと足を治して、
もっと釣れる時期にもう一度行こうと約束し帰宅しました。
時刻は14時30分
別の渓へ行ってみよう!
家から1時間弱の渓です。
天気の加減ですでに薄暗く、風も強めでちょっと寒い・・・。
それでも1匹でてくれればとルアーを投入!
テール部分破損で最後の仕事になるであろう動物柄ルアー。
すぐに1匹アマゴのチェイスがありましたので
期待をもって釣り歩きます。
しかし、ノーフィッシュで釣りは終了です。
いつもなら、釣れずに魚の姿も確認できないとなると
少しイライラもしてきますが、
この日は思うように渓歩きができなくなった叔父を思うと、
渓を歩けるという事がなんて贅沢な素晴らしいことなんだろうと実感。。。
だれでも歳をとり、思うように動けなくなります。
私も最近はちょっとヤバイかもと思うことが増えてきました。
それでもまだ渓を釣り歩くことはできますので
もう少しがんばってチャレンジしておこうと思いました。
立派な体格の放し飼いの鶏。
若い肉体はすばらしい!
出来るうちにいろいろやっておかなきゃ損だ!