久しぶりに一日たっぷり釣り歩きました。
毎週釣りには行っていましたが、
7月は雨天増水で裏山でのちょこっと釣行ばかりでした。
ようやく梅雨も明け、源流部への釣行再開です。
朝4:30に出発・・・の予定でしたが寝坊。
6:30に家を出たのですが、林道入口の駐車スペースはすでにいっぱいでした。
本当はもう少し停められるはずなのに、
4台分のスペースを2台の車が横向きに停めてしまっているのです。
どのみちこの先行者の数では釣りになりませんので、
この渓はあきらめました。
しかし、他の渓へ移動するにはどこへ行っても距離があります。
いつもの裏山へ寄りながら帰ろうと思いましたが
途中に最近はあまり行かない渓がひとつあるのを思い出しました。
田んぼの稲も伸び、周りの山の緑も濃くなった真夏の里川です。
ここも水量はまだ多めです。
一定の区間を釣り下っていきました。
思うところがあり急遽作った新作ミノーのチェックを兼ね、
強めの流れをダウンでグングン引きまくるといきなりのヒット!
体高のある立派なアマゴです。
ここは以前、私がアマゴの里と呼んでいた渓で良いアマゴがよく釣れました。
しかし、最近は全然釣れなくなってしまい行かなくなっていたのです。
久しぶりの再会に大感激!
今年の梅雨は満足な釣りができませんでしたが、
反面こんな良い魚を育ててくれていたようです。
同じポイントで尺近いイワナをバラしルアーを変更しました。
改良されたnewウッディでも立て続けにアマゴを追加です♪
この区間はこれで終了し、下流へ移動しましたが熱いエリアはここだけでした。
ここで帰ってもよかったのですが、まだ時間はたっぷりありましたので
毎週通っている裏山へ向かいます。
ここからはフライです。
最初に入ったポイントは、先週ニンフでのアタリがわからずに
まあまあサイズを掛けそこねた場所。
先週と同じように上流からフライをポイントへ流し込んでみました。
するとインジケターがスーっと横に走りました。
「よし!!」絶妙のタイミングでの合わせ!
・・・のはずでしたが重みを感じる前にインジケーターは
下流へ勢いよく流れていってしまいました。
リーダーが痛んでいたのか、変な場所での合わせ切れのようです。
2週連続で同じ場所での敗北です。
次回はコイツの正体をはっきりさせますよ!
気を取り直し、少し移動してから再スタートします。
こちらも水流が早かったのでルースニングで攻めてみました。
1mくらいの巻きに時間をかけて流していると明確なアタリが!
それが一枚目の写真のアマゴです。
パーマークの美しいプリップリのボディのアマゴです。
これも今年の雨のお陰での一尾でしょう。
数週前の泣尺といい、これまでこの渓ではお目にかかれなかった個体との
出会いが何度もありました。
去年から今年にかけて私の遊ぶエリアの渓は
どこも災害の爪痕がひどい状態ですが、
自然が回復する力強さもたくさん感じることができます。
夏休みに入り釣り人が増え思った渓に入れなかったことが幸いして、
思いがけず素晴らしいアマゴたちに遊んでもらえたよい一日になりました。
こんな調子残されたシーズンを目いっぱい楽しみたいですね♪