今回は大小の岩が積み重なる荒れた渓です。
ここは元々、天然ヤマトの宝庫だった渓ですが、
ここ数年の豪雨ですっかり景色が変わってしまい、
魚影も激減してしまいました。
去年の釣行から一年、どこまで復活したのか
それとも更にひどくなってしまったのか気になるところです。
今年は異常な暑さです。
この日も暑くなりそうでしたので、日が高くなる前が勝負です。
去年魚影の薄かった場所はすっ飛ばして、
良さげなポイントを選んで釣っていきました。
一時間ほど釣り上がったところ一匹目。
丸々太ったコンディション抜群の25cm。
ここでは同じようなサイズをバラシ。
それでも何匹もチェイスがあり、最後にはチビをゲット。
全体的に反応は少ないですが、
場所によっては去年より魚影は濃くなっているようです。
しかし上流へ行くにつれて、
渓を埋めてしまった土石流の爪痕がひどくなってきます。
軽く手を触れただけでひとかかえもある岩が崩れてくる場合もあります。
そんな岩を横目にこの日の最大魚がヒットしました(^^;)
28cm。
ヤマト色は濃い目ですがここは白いヤマトが多い渓でした。
下流域で釣れた魚もヤマトではありませんでしたので、
災害後に放流されているのかもしれません。
上流へ行けば白いヤマトも残っていそうな感じはしますが、
ここより上は土石流で岩が積み重なっていて、
土砂崩れ、落石など恐ろしいので終了しました。
相変わらず危険な景色でしたが、去年とくらべると良い釣りができました。
この調子で以前のような釣りができる渓に戻ってくれればと願い下山。
少し早めの下山でしたので、温泉によりました。
温泉に浸かりながらカミナリを聞いていたら、
あっというまに土砂降り!
荒渓から早めに退避していてよかった!